キャットタワー「猫見やぐら」 さらなる説明

やぐらのようなキャットタワー、名付けて「猫見やぐら」。

今までにないタイプのキャットタワーです。

下のキャットタワーも当工房製ですが、この形状の場合、デメリットがいくつかあります。

・デメリット
このまま送った場合、配送代がかなり高くなってしまいます。また形状が複雑なため、運搬時に破損する恐れが多々あります。
組み立て式にすることも可能ですが、組み立てが面倒だと思われる方は少なからずいらっしゃいます。
そこで考えたのがこの形状です。

この形状にして、上に挙げたデメリットを全て解消いたしました。
形がすっきりしているので、運搬時に破損する恐れが減ります。
組み立ても全く不要。ポンと設置するだけでＯＫです。
ただ、かなり高さがあるので、設置する場所まで運ぶことができない場合もあると思います。そういった方のために、真ん中で分割するというオプションもございます。
画像のものは、分割式です。柱の真ん中が膨らんでいますが、そこで分割できます。
ご希望の方はご注文フォームの「上下二分割」をチェックして下さい（＋３，８００円）。

キャットタワー「猫見やぐら」の特徴

私事で恐縮ですが、我が家にも猫がたくさんいまして、飼い始めた頃は市販のキャットタワーを使用していました。なかなか素敵ないいタワーでしたが、しばらく使用しているとあることに気が付きました。それが下の画像です。

柱に巻かれた麻紐がご覧の通り。爪とぎでボロボロにされてしまうのです。巷で販売しているほとんどのキャットタワーが柱に麻紐を巻いていますが、これでクレームが来ないのか不思議に思ったものです。
購入したショップを見てみると、この支柱だけでバラ売りもしていました。ボロボロになるのを前提にしているようですが、これははっきり言って面倒です。
また、組み立て当初はかなりガッチリとしていたのですが、月日が経つと、全体的にだんだんとグラグラするようになってきました。支柱が段ボールでできているので無理もない話です。

こういった不満を全て解消したのが、このキャットタワー「猫見やぐら」です。

メンテナンスせずに長く使えるキャットタワーを目指しました。

具体的な対策

木材は国産のひのきを使用しました。ひのきはわりと硬い木なので、猫の爪とぎにも対抗できます。
もちろんある程度の傷はつきますが、使用できなくなるほどのダメージをつけるには何十年とかかることでしょう。
杉に比べひのきはかなり高価ですが、キャットタワーは爪とぎ対象になりやすいので、思い切ってひのきを使用することにしました。

※当工房では他にも猫グッズも販売しておりますが、爪とぎ対象になりにくそう、または爪とぎされても強度に大きな影響を受けないもののみ、杉で製作しています（杉はひのきに比べて柔らかいので）。

ステップについて

ステップには１２ｍｍの針葉樹合板を使用しています。

針葉樹合板はホルムアルデヒドの放散量を示す基準の最高級ランクＦ☆☆☆☆（エフフォー）を取得していますので、室内で使用しても安心です。
また、あくまで経験上ですが、この針葉樹合板で爪とぎをする子はほとんどいません。猫１５匹を飼っている我が家での統計なので、そこそこ信用できると自負しております。

針葉樹合板は木目がはっきりしているのが特徴です。
ステップには全て亜麻仁油を塗っておりますので、よごれがつきにくくなっています。その他の部分（ひのき）には亜麻仁油を塗っておりません。ご希望の方はご注文フォームで「全体に亜麻仁油」をチェックして下さい（＋４，０００円）。

固定方法

フックとチェーン各二つが付いておりますので、下の画像のように固定して下さい。

最上部に一ヶ所。

中間あたりに一ヶ所。
合計二ヶ所付けて頂ければ大丈夫です。

フックを取り付ける際の注意点

寸法指定も承ります

標準サイズは高さ１８０ｃｍ×幅（正面側）６４ｃｍ×奥行き５４ｃｍです。それよりも小さくする場合はお値段変わらずに製作いたします。
もっと大きいものも製作可能ですので、お気軽にご相談下さい。
寸法指定ご希望の方は、ご注文フォームのメッセージ欄に「高さ、幅、奥行き」をご記入下さい。

ご注文およびお問い合わせ、心よりお待ちしております。