木製犬小屋のメンテナンスなど

とても良い例

木製犬小屋のメンテナンスなど
地面には砂利、さらに脚の下にブロックを置くことによって地面からの湿気を遠ざけております。
また、犬小屋上部には日除けをしており、直射日光が当たるのを防いでおります。完璧!
 

良い例

木製犬小屋のメンテナンスなど
住宅の玄関というのは、雨が当たりにくくしてあることが多いので、犬小屋の設置場所としては最適です。
設置場所もコンクリートなので湿気はあまりこもりませんが、さらにブロックやレンガなどで高くすれば、なお良いと思います。
 

あまり良くない例

木製犬小屋のメンテナンスなど
砂利の上に直接置くのはあまり良くありません。
だんだん沈んでいき、土の上に直接置くのと変わらない状態になってしまいます。

犬小屋をかじるわんちゃんへの対策

犬小屋をかじられないために

犬小屋をかじるわんちゃんには、「犬小屋をかじる=嫌なことがある」という認識を与える必要があります。
具体的な方法としては、かじった時にお仕置きをするのが一番ですが、人がいない時にかじっていることもあり、なかなか難しいものです。
そこで、実際にやってみて、大変効果の高かった方法をお教えします。
 
 

用意するもの
・空き缶5個程度(プルトップのついたもの)
・細いヒモ(短いものと長いもの)
 
 
 

やり方
1・全ての空き缶のプルトップに短いヒモを通し軽く縛ります。
2・それを犬小屋、またはそのすぐ近くに吊るします。
3・吊るした空き缶のどこかに長いヒモをつけ、紐の先は家の中に引き込みます。
4・家の中からわんちゃんに気付かれないように、わんちゃんを見張ります。
5・わんちゃんが犬小屋をかじった瞬間にヒモを引っ張って空き缶をガラガラさせます。
6・わんちゃんは驚いてかじるのをやめます。
7・一度やっただけではやめないことが多いので、1~6を根気よく繰り返して下さい。
 
 
 

そう簡単にわんちゃんが犬小屋をかじらないようでしたら、多少荒技ですが、よくかじる部分にバターなどわんちゃんが好きそうなものをちょこっと塗っておくという手もあります。
 
 

繰り返しになりますが、「犬小屋をかじる=嫌なことがある」ということをわんちゃんに認識させるようにしていただければ、かじり癖は必ず治ります。

お仕置きの方法

直接お仕置きをする場合、「一番良いのはハエ叩きで叩くことだ」と、とあるドッグトレーナーが申しておりました。
たとえば、木の棒のような固いもので叩くと、ダメージがわんちゃんの内部にまで及んでしまいます。頭だったら脳震盪。お腹だったら内臓破裂ということにもなりかねません。
その点、ハエ叩きでしたらダメージは体の表面のみになります。新聞紙を丸めたものも同様ですね。

ただ、わんちゃんを叩くこと自体に抵抗のある方もいらっしゃると思います。
そんな方に良い方法をお教えします。
 
 
 

用意するもの
霧吹き(100円ショップのもので十分)

水道水
 
 
 

やり方
霧吹きの中に、酢を水道水で5~10倍程度に薄めたものを入れます。
これを、わんちゃんがいたずらした時にシュシュッと吹きかければ、わんちゃんは酢の臭いを嫌がっていたずらをやめます。
完全にいたずらをしなくなるまで、これを根気良く続けて下さい。

犬小屋のメンテナンス方法

犬小屋の掃除方法

犬小屋内部は意外と汚れるものです。そんなとき、プラスチック製の犬小屋でしたらホースでジャーっと洗えますが、木製犬小屋の場合、水洗いは厳禁です。
掃除機を使用するか、かたく絞ったぬれ雑巾で拭く程度にして下さい。また、犬の毛が気になる時は、コロコロを使用して下さい。

ただ、必要以上にきれいにするとわんちゃんが落ち着かなくなる場合もあります。わんちゃんは、自分のにおいがたっぷり染みついた犬小屋が、最も落ち着くようです。
 
 
 

かじられた箇所の修復方法

まず、大きくささくれた箇所があれば、カッターなどで切って下さい。次にサンドペーパーでこすります。ある程度表面がきれいになったら塗装をして下さい。
 
塗料は、サンデーペイントという会社から出ている「エコウッドカラーステイン」というものがおすすめです。

また、「ウッドガード」や「ガードラック」(いずれも商品名)などシンナー臭のする塗料で済ませたい場合は、一度に全部塗らず、一週間に一面・・・といった具合に間隔をおいて塗ってやりましょう。
一度に全部塗るとかなりシンナー臭がキツイので、わんちゃんの具合が悪くなる恐れがあります。

塗料には膜を張るタイプと浸透していくタイプの二種類があります。浸透系(ステイン系)の塗料をお選び下さい。

エコウッドカラーステイン
当工房で使用している天然塗料、
サンデーペイント社の「エコウッド・カラーステイン」。