配送など、御注文後の質問

お問い合わせいただいた中から、よくある質問を集めました。

犬小屋選びについてのご質問
メンテナンスに関する質問
配送など、御注文後の質問

犬小屋選びについてのご質問

犬小屋の主材料は何がおすすめですか? また、それぞれの違いも教えて下さい。

A.
当工房でよく使用する材料は、JASコンパネ・杉材・ヒノキ材の3種類です。
御予算に余裕があるようでしたら、ヒノキをお勧めしております。
各材料の違いは以下になります。

◆JASコンパネ
ラワン材を5枚張り合わせた合板です。「構造用合板」、「防水合板」と呼ばれることもあります。
厚さは12㎜。

◆杉材
高知県産の杉です。安価で手に入りやすい材料です。
材中の空気層が占める割合が多いので、ヒノキに比べると耐久性は低くなります。極端なたとえですが、ヒノキが普通の石だとしたら、杉は軽石だと考えると分かりやすいと思います。あくまで極端なたとえですが・・・。
厚さは18㎜。

◆高知県産のヒノキです。材質が密で耐久性に優れています。
木目も美しく、最高の材料の一つと言えます。
価格は、杉の1.5~2倍です。
厚さは18㎜。

木の犬小屋で、犬がアレルギーになったりしませんか?

今のところ木の犬小屋でアレルギーになったというクレームを受けたことはありませんが、可能性としてはもしかするとあるかもしれません。

ただ、犬小屋のように開口部が大きいものは、アレルギーの原因となる物質もすぐに出ていってしまうので、アレルギーの全ての原因が犬小屋と言うのはちょっと考えにくいと思います。

夏涼しく、冬暖かい犬小屋はできますか?

人間の住む建物の場合、たとえばログハウスのように壁に厚みがある建物は、夏涼しく冬温かいということを、ある程度実現できます。
しかし犬小屋のようなサイズの小さいものは、どうしても外気温の影響を受けやすくなります。
夏は、よしずや遮光シートで犬小屋およびその周辺に陰を作って下さい。直射日光に当てないことが一番の暑さ対策です。

冬の寒さですが、毛布一枚あればほとんどのわんちゃんは十分に耐えられます。
ただ、短毛種の中には極端に寒さに弱いわんちゃんもいますので、その場合はご相談下さい。

エアコン付きの犬小屋は作れますか?

技術的にはもちろん可能ですが、当工房では以下の理由で製作しておりません。

エアコンは電気で動きます。機械に不具合があったり、コンセントが抜けたり、犬が機械をかじって壊したり・・・と、エアコンが作動しなくなる要因はいくつも考えられます。
エアコン完備の犬小屋と言う事は、必然的に気密性の高い犬小屋になりますので、万が一、真夏にエアコンが動かなくなったら、わんちゃんの命にかかわります。

また、機械類は絶対に経年劣化します。10年間の保障期間があったとしても、裏を返せばそれ以後は壊れやすくなるということです。
実際は10年保証というエアコンはほとんどなく、長くて5年、短いものだと1年程度です。

エアコンでの空調は、一度の失敗が最悪の結果につながりますので、当工房では製作しない方針にしております。

「置けるんやね」の床部分だけ「置けるんやね自然派」のようなスノコにできますか?

できますが、ちょっと割高になってしまいます。
例えば、置けるんやねMサイズは34,400円ですが、床をスノコ状にした場合、プラス5,000円程度かかってしまいます。
「床をスノコにするだけなのにボッタクリだ」と思われるかもしれませんが、御想像される以上に材料と手間がかかるので、どうか御了承下さいませ。

犬小屋の脚にアジャスター(高さ調整)を付けてほしいのですが・・・。

アジャスターをつけるとガタつきが防げますので、確かにとても便利です。
ただ、脚部に金物を付けると、そこに水がたまりやすくなり、腐敗の原因になります。
犬小屋の脚部が腐敗すれば、アジャスターもグラグラし、そのうち取れてしまいます。
材料をヒノキにすればある程度長持ちしますが、それよりもガタつく部分に使わなくなったカード類などをかませた方が、安価で確実です。

なお犬小屋は、製作時にはガタつきのないようにしておりますが、設置場所が真っ平らとは限りませんのでガタつくこともあります。
その場合は、前述したように何か薄いものをかませてやって下さい。繰り返しますが、ガタつき防止にはこれが一番確実な方法です。

おすすめのオプションはありますか?

キャスターがおすすめです。
移動するときに楽なのはもちろんですが、犬小屋が直接地面に接しないというのが大きなメリットです。

犬小屋の脚が地面に接していると、どうしても湿気の影響を受けやすくなります。
キャスターを付ければ、地面とは完全に遮断されるので、湿気を遠ざけることができます。

ただ、約キャスターを付けた場合、リード用金具は付けない方が良いと思います。
力のあるわんちゃんだと引きずる危険性があるので。

他には、雨対策に、小屋根または透明シートを付けても良いと思います。

他の犬小屋製作会社に比べると、2,3割安いような気がしますが、何かカラクリがあるのですか?

まずは下の円グラフをご覧ください。

グラフ
 
 
一般的な犬小屋の価格は、材料費・人件費・諸経費・送料・会社の儲けと、主に5つの費用が含まれております。

当工房では、実は最後の“会社の儲け”を計算しておりません。
グラフで言えば、水色の部分がスッポリないわけです。

具体的な数字で言いますと、
例えば10万円(送料込)の犬小屋でしたら、8万6千円(送料込)ということです。

これが可能な理由は、従業員を雇わず、夫婦二人でつつましく経営しているからです。

本音を申せば、この“会社の儲け”も頂きたいのですが、犬好きなお客様に少しでもお安くお届けしたいという気持ちが強く、
このような値段設定といたしました。

これは余談ですが、「想像以上にしっかりしていた」というお声を、本当によくいただきます。
どこかの宣伝文句ではありませんが、「お値段以上」ということでしょうか。
私たちの気持ちがお客様にもしっかり届いているようで、とてもとても嬉しく思います。

メンテナンスに関する質問

犬小屋は水洗いしてもいいですか?

水洗いは絶対に避けて下さい。
水洗いした直後は確かにきれいになりますが、水分を含んだ木材は雑菌の温床となり、結果的に水洗い前よりも不潔になってしまいます。
また、雑菌は悪臭の元になります。くれぐれも水洗いをしないで下さい。

犬小屋を掃除する場合は、ほうきなどでほこりを取るだけにして下さい。
どうしても取りたい汚れがある場合は、、かたく絞った濡れ雑巾でふくだけにとどめて下さい。

雨や雪が吹き込んだ時もそのままにしておかず、こまめに拭くことをおすすめします。

犬が犬小屋をかじってしまいました。どうすればよいですか?

2013年8月時点で犬小屋を120以上製作しておりますが、「犬小屋をかじられた」という意見は6件いただいております。
かじられても何もおっしゃらないお客様もいると思うので、多めに見積もって6件の倍の12件のかじり被害があったと仮定します。
そうすると120分の12ですので、ちょうど1割のお客様がかじり被害にあっていることと思われます。

犬小屋をかじらせない秘訣は、
「犬小屋はかじる対象ではない」
「かじると嫌なことがある」
と思わせることです。

犬小屋のかじり対策および補修については、こちらのページを御参照下さい。

犬小屋の再塗装の時期を教えて下さい。

犬小屋の再塗装は、理想を言えば1年ごとです。
ですが、なかなかそんなに頻繁にはできないのが現実です。
ただ、再塗装するのとしないのとでは、犬小屋の寿命に大きな差ができるので、2,3年に一度はやっていただくことをおすすめします。

「それさえも面倒だ」と言う方は、5,6年目に1回だけでも行なって下さい。

当工房で使用している塗料は、サンデーペイント社のエコウッドカラーステインという天然塗料で、色はメープルまたはワインレッドです。

塗料は、膜を作って材を保護するタイプと、材に浸透して保護するタイプがあります。
膜を作るタイプは再塗装する際サンドペーパーをかける必要があるので、後者の浸透タイプをご使用ください。

浸透タイプの塗料は以下の通りです。

天然塗料=エコウッドカラーステイン・オスモカラー・リボスなど。
天然塗料ではない、シンナー臭のするタイプ=ウッドガード・ガードラック・キシラデコール・和信など。

一般的にシンナー臭のするタイプの方が耐候性は高いと言われております。犬小屋に使用する場合は、一度に全部塗るとわんちゃんに優しくないので、何日かかけて塗装することをおすすめします。

※ホームセンターで「浸透系の塗料はどれですか?」と聞いても答えられない店員さんが多いので御注意下さい。

再塗装などのメンテナンスを全くしなかったら、犬小屋はどれくらいもちますか?

設置する環境や犬小屋の種類によって大きく変わりますので、一概には言えませんが、
かなり悪い環境(湿気が多く、雨もよく当たるような場所)でも、わんちゃんの一生分は十分にもつと思います。

玄関先の軒下や、カーポートの下など、直射日光も雨も当たりにくく、カラッと乾いた場所でしたら、その倍はもつのではないでしょうか。

車庫の中や玄関の中のように、外気の影響をほとんど受けないような場所でしたら、半永久的にもつことでしょう。

犬小屋をアリがはっていました。大丈夫ですか?

実際にアリが犬小屋に巣を作ることはめったにありませんが、
一般住宅でもアリに巣を作られることはあるので、可能性はゼロではありません。

アリを近づけないことが肝心ですので、はっているところをみつけたら、気の毒ですが、殺虫剤でやっつけて下さい。

アリの数が異常に多い場合、既に巣を作っている可能性があります。
巣の在り処を突きとめ、殺虫剤で念入りに退治して下さい。その間、わんちゃんは別の場所につないで下さい。
殺虫剤の成分はまる1日もすれば飛びますのでご安心ください。

アリは湿気のある木材をを好みますので、常に犬小屋がドライな状態にあるよう心がけて下さい。
詳しくはこちらのページにある「設置場所について」を御参照下さい。

また、下のページも参考になると思いますので、御一読下さい。
犬小屋購入前の基礎知識

平屋根の隙間から雨が入り込むことはありませんか?

換気のため、犬小屋の前後にわざと隙間を設けておりますが、ここから雨が吹き込むことはまずありません。
ただ、猛吹雪の場合は下から舞い上がって来るので間違いなく入ります。隙間を防ぐこともできますので、ご希望の方はその旨お申し付け下さい(無料)。

屋根の側面ですが、よく見るとコーキング処理してあるのが分かります。見える範囲以上に、中の方もコーキングが詰まっているのでご安心ください。

※コーキングとは、ゴム状になるシリコン材のことです。

配送など、御注文後の質問

日時指定はできますか?

配送を依頼しているクロネコヤマト家財宅急便では、基本的に時間指定に対応しておりません。
地域によっては時間指定できる場合もありますので、その場合はこちらから希望時間をお尋ねいたします。

お届け日の指定はもちろん可能です。

時間指定できない地域の方も、直接クロネコヤマト家財宅急便にお電話していただければ、
ある程度の融通はきくと思います。
(商品発送後に、お問い合わせ電話番号と伝票番号をお伝えいたします)

なお、犬小屋キット、まもるんやね、イスゴヤ、フードストッカーなどの、あまり大きくない商品はゆうパックにてお送りします。
その場合は、お届け日、お届け時間帯、とも指定可能です。

犬小屋は重いですか? 一人で設置できるか心配です。

配達を依頼しているクロネコヤマト家財宅急便は、普通のクロネコヤマトと違い、必ず二人以上で配達してくれます。

ホームページでは「梱包・配送・設置までおまかせください」と謳っていますので、安心してお任せ下さい。

犬小屋は軽いもので20キロ、重いものだと50キロ程度あります。
一人で持つと危険ですので、必ず二人以上でお持ち下さい。

注文後のキャンセルは可能でしょうか?

ご注文後2日以内でしたら、キャンセル可能です(犬小屋キットのみ1日以内)。

それ以降はキャンセル料金が発生いたしますのでご注意ください。
やむにやまれぬ事情の場合はご相談にのります。

時折「クーリングオフはできますか」というご質問をいただきますが、クーリングオフは基本的に訪問販売に適応される制度です。
注文販売にクーリングオフ制度が適応されれば、悪質な営業妨害が横行してしまいます。御了承下さいませ。